2008年06月07日

伊坂幸太郎『重力ピエロ』(新潮社/新潮文庫)

重力ピエロ重力ピエロ
伊坂 幸太郎
新潮社 2006-06

by G-Tools

★★☆☆☆
兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。家族には、過去に辛い出来事があった。その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とは――。溢れくる未知の感動、小説の奇跡が今ここに。
(表4カバー紹介文より)

ハードカバーで出たのが2003年――5年前。当時、大型書店にてPOP付きで平積みされていたのを覚えています。タイトルのセンスとカバー写真が映えていたので、買ってもいないのにずっと印象に残っていました。
そして今回、文庫版を入手したので読了。
文体は軽くリズム感があり、弾むような感覚。しかし内容は……これ、短編で充分な気がするのですが。
ストーリーにあまり関係ないようなエピソードを色々読まされて困惑。
衒学趣味という感じでも無さそうですし、いまいち最後まで乗り切れませんでした。
文体や構成は普通でいいからもっと物語のある作品が好きという、自らの嗜好は再確認できましたが。
posted by Kow at 04:46| Comment(0) | フィクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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